GHOST IN THE SHELL攻殻機動隊とイノセンスを劇場で見た感想を書きます!
GHOST IN THE SHELL攻殻機動隊

この作品はDVDでしか見たことがなく劇場で初めて見ることができ感動しました。何度も見ているのでストーリーはなんとなく覚えていたつもりですが、現象や人の行動を映像で説明せずにセリフで淡々と言い済ませる場面が多く、頭を使いながら見るのが楽しい作品だなと感じました。あとSF的追いかけっこがハラハラして楽しいですね。独特な曲や一人語りが始まると見入る場面もありますがやりすぎてて眠くなってしまうのもこの作品らしいです。
マレス大佐と人形使いの利害関係についてはよくわからないと思いました。マレス大佐は自国の新しい政権を批判するために人形使いを利用する、人形使いは通訳の人に入りこみそこから9課に接触して素子に接触する?でしょうか。人形使いは高度なプログラムに癖になんか周りくどいから別の利害があるかなと思います。
ラストで素子の脳核はどうなったのでしょうか。素子と人形使いは融合したとはいえ脳核が失われれば死んじゃうのでかなり厳重な場所で保管が必要と思います。脳核を守りながらネットを潜るのは体が邪魔と思います。
素子と人形使いが融合した理由はなんでしょうか。利害が一致しているでしょうか。人形使いは生命の根源として機能である生と死が欲しかった、素子は元々脳だで人間とは遠い存在なので、自分に近い存在の人形使いに好意を持ち、このプログラムと融合してネットに深くダイブできるより高位の存在になりたかったでしょうかね。
想像しましたが、完全に融合はしていないのではないかと思います。物理的にある脳とプログラムが融合するとは理解できないためです。お互いが情報を与えつつ一緒に存在していると考えました。なので人形使いの人格も出てきてほしいと思いました。あの偉そうなおじさんボイスで笑
イノセンス

この作品は私が高校生の時に初めて見て大好きな作品でまた劇場で見れたことが嬉しいです。
1作目に比べるとセリフも少ないですしメッセージ性は弱いと思います。1作目は人の意識とネットの接続のお話で、2作名は人形と人間の違いは?みたいな話でしょうか。
セリフがやたら引用だらけなこと、中国語の文も意味が分からないことがあり見てて辛いですね。これらは字幕で説明してくれたら良いのにと思います。
人形は人間の見本、だから物質に見えるから自分の存在が物的に見えて怖い、だから似せて近づけると怖くなるという話は、これからロボットが普及してきたら発生する人間がロボットを嫌う問題だなと思いました。
ヤクザの場面もラストバトルもバトーは暴れすぎており少しづつ近づく刑事物的な謎解き作品ではありませんね。バトーがシュワちゃんすぎて笑 でもアクションシーンは人形も武器も動きも背景も音も全部がかっこいいので気持ちいいから見れちゃうのがすごいところです。人形の不気味な動きと、破壊されるときの卵が割れるみたいな、カラッとした音は病みつきになります。
キムの催眠術攻撃の場面は眠いかなと思いました。正面から戦うかSF的な面白さで戦ってほしかったと思います。映像は綺麗ですが。。。
ラスト、バトーが、なぜ人形がどうなるか考えなかったのかと少女に問い詰める場面がありますが、それを被害者である少女に言っちゃうバトーは相当ロボット側に寄った人間になってしまったなと思いました。どうしたらそんなことが言えるのかと恐ろしくなりました。ロボットはロボットですが、今作のロボットはダビングされた魂の入ったロボットなのでそれは人間と言えるからという事でしょう。
ゴーストダビングされたロボットが暴れるというテーマですが、SF的な部分(ダビング方法、魂をプログラムにどう変えるか、対象者に何がおこるか、ロボットの意思やセリフ等)が見たかったなと思います。
随所に1作目を思わせるシーンや素子のサービスカットがありますので素子なしではありえない作品と思います。3作目を制作したいと監督が言っていたのでは嬉しいですが、素子(田中敦子さんの声)で保っていた魅力を何に置き換えるか、監督特有の眠い場面やちょっと時代と合わないセリフは助言して修正してくれる人がいないとエンタメとしては失敗してしまうと思います。
私は考える見たい作品は、現状の日本のおかれている立場や人間の頭の中を作品に取り入れてほしいと思います。このままいくと自国が弱いので戦争が起こるかも。人口減少は止まらず日本はなくなるかも。その先の未来。あれSACを見ればいいのかもと思いました笑